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2019/12/2

pixiv BOOTH(ブース)なるものがある。

BOOTHとは、pixivと連携した
ネットショップサービスのことです。

pixivのサービスだけあって、
イラストやコミック関連のグッズ販売が多いのですが、
アクセサリなんかも売ってます。
(結構いいのある)

一番びっくりしたのが、
販売側の手数料の安さ

発送を自宅から行えば、
決済手数料3.6%のみ。

(ダウンロード販売なら、送料もいらないから、
本当に決済手数料の3.6%のみ)

あとは売上金の入金に振込手数料が月一回220円or330円かかるだけ

・・・すごく安いのでは??

これ、pixivは利益あるの?

と疑問に思ってしまいました。

(アクセサリ売るなら、
例えばminneだと販売手数料で11%かかります)

   

●気になるのはBOOST(ブースト)機能

BOOST機能とはBOOTH内で商品を購入するときに使える機能です。

BOOST↑(ブースト)とは、商品の代金にお好きな金額を上乗せして購入することができる機能です。
BOOST↑された金額は、決済手数料を除きすべてショップオーナーに支払われます。BOOST↑する金額は、商品をカートに追加した際に設定できます。
「金額を上乗せして応援↑」を押下し、ご希望の金額を入力してください。

pixivホームページより 

    

クリエイターの方に代金に上乗せで支援金を支払えるというわけですね。

ブースにブーストできるという。


これもパトロンサービスの一種ですよね。

   

●BOOST(ブースト)に税金はかかるのか?

  

商品代金に付随して支払うので
やはり事業付随収入でしょう。

なので個人なら事業所得(事業規模に満たない人は雑所得)で確定申告します。
所得税がかかるというわけです。

   

●消費税はどうなるのだろうか

  

売上管理画面では
販売代金とBOOST代金は分けて見れるのかちょっとわからないのですが、

やはりBOOST代金は、
販売代金とは分けて帳簿に付けるべきだと思います。

内容としては”投げ銭”なので。
商品の代金とは異なりますよね。
”おひねり”に近いのかなと。

以前noteのクリエイターサポート機能についても書きましたが、
上乗せで支払う金額については、
消費税の観点でいうと
対価性がないので不課税ということになるのかな?と思います。

  

国税庁ホームページで、運転手や女中等に対する『チップの支払』について
消費税の取り扱いが公表されていますが、

運転手や女中等に対するチップは、
運送等の役務の提供の対価の支払とは別に支出するものであり、
提供を受ける役務との間に明白な対価関係は認められませんから、
課税仕入れに該当しません

これと同じ感じかなという気がしています。

    

***

    

pixivBOOSTもnoteクリエイターサポートも、
単純に支援金だけ送るサービスを作ってしまうと
資金移動業になってしまうから
商品代金に紐づけるような仕組を作っているのでしょうかね?

それにしても
pixiv BOOTH(ブース)の販売手数料は安い・・・

pixivのイメージに合わないクリエイターさんには
使いにくいかもしれませんが。
その辺が気にならなければ
「とりあえず商品置いてみる」みたいな感じで
利用してもいいかもしれません。

調べれば調べるほど
「pixivってすごいのでは?」
と感じてきました。

”BOOST”て、ネーミングも最高だし。

ブースターと言えばやっぱこれ↓じゃないですかね。


ここぞというときに思いっきり踏むわけ。

   

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