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2020/12/21
『1行家計簿 -世界一かんたんにお金が貯まる本』を読みました。
著者は税理士の天野伴先生です。
”1行家計簿”とはなんだ?
税理士が書く家計簿の本はどんなものだろう?という興味から読み始めました。
●「1行家計簿」とは
「1行家計簿」とは
①「節約ターゲット」を1つ決める
②出費のたびに記録する(1日10秒でOK)
③記録期間は1週間から1カ月(目標を達成したら、いつやめてもOK)
※本著より
というわけで、
家計の出費を網羅的に記録するふつうの家計簿とは全く異なります。
「つい使ってしまいがちな出費」を記録して、
自分がいくら使っているかを把握し、
「やめる」「減らす」「替える」の改善方法を検討し・実行する。
そして本当に使いたいことのためにお金を使う・貯めるようにする。
お金の使い方を記録することで、
自分の思考・行動のクセを見直し、コントロールしていくためのツールが
「1行家計簿」です。
本著には、コピーして使える「1行家計簿」のフォーマットがついています。
●「ムダづかい」とはなんだろうか
ところで「ムダづかい」ってなんでしょうね?
この本を読んで一番ハッとさせられたのが
そもそも、どんな出費がムダづかいかどうかは、他の人が決めることではありません。人の価値観は人それぞれです。
というところ。
私、これを読んで自分が購入していたコンビニコーヒーは別に「ムダづかい」じゃないかもな。
と思い直しました。
コンビニコーヒーやチェーン系喫茶のカフェ代などを、
他人の価値観で「ムダづかい」だと決めて、
勝手に罪悪感を感じていたのですが。
改めて考えてみると
別に私はなんとなくコンビニでコーヒーを買っているのでなく、
プライベートから仕事モードへの切り替えのために
わざわざ買いに行っているのです。
また、基本的にコーヒーしか買いません。
他のついで買いは必要が無ければしません。
カフェイン入りのコーヒーは1日1杯まで
という自分ルールは守っています。
本著を読んだのは1か月ほど前です。
そして現在、1か月前よりコンビニコーヒーの購入は減っています。
これはきっと、
「コンビニコーヒーはムダづかいだから減らさないといけない」
というストレスから解放されたせいもあるような気がします。
本著にも書いてありますが、
自分にとって必要なものを無理に減らそうとすると
爆買いに走ったりして逆効果になることがあります。
わたしの場合、まさに逆効果が出ていたようです。
お金の使い方には本当にクセが出ます。
そのクセと向き合い、「お金の使い方」を考えるきっかけを
「1行家計簿」という簡単に取り掛かれるツールは与えてくれます。
ひとつの支出に着目することが、こんなにも大きな効果を生むとは、、、すごい発明だなと。
本著の後半には、
ケース別に改善策の例が載っています。
個人的には、
オンラインショッピング代のケースの改善策が一番参考になりました。
なんとなくお金を使ってしまっている人には、
いろいろ発見がある本だと思います。
***
≪あとがき≫
家計簿関連の本では、
公認会計士の林總先生著の『正しい家計管理』もおすすめです。
そろそろうちも子どものお小遣いを考えないとなあ・・・
≪あたらしいこと≫
・サバチ(サバのポテトチップス)
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