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2020/10/19

法人を設立した時に気を付けなくてはいけないことのひとつに
源泉所得税の徴収・納付があります。

・役員報酬や給与から、

・個人の(源泉徴収対象の)外注先への支払から、

源泉所得税を徴収(天引き)して、納付(支払)する。

国(税務署)側の立場から見れば、
役員・従業員・フリーランスなどの個人から
税金を取りっぱぐれないようにする仕組みです。

しかし、
徴収して納付するはずの法人がちゃんとやってなければ
元も子もない。

  

    

ところで、”だらしなさ”というのはいろいろあります。

 部屋がちらかっている。

 髪がボサボサ。

 お風呂に何日も入ってない。

 待ち合わせの時間に遅れる。

関わる人にとっては迷惑ですが、
刑罰には問われることはないです。

   

  

お金の面では、

 支払うべきものを支払わない。

という”だらしなさ”があります。

   

・借りたお金を返さない

・税金を滞納する

これらもほとんどの場合、
刑罰に問われることはありませんけれど、

借金なら遅延損害金を請求され、
税金なら延滞税・加算税が追加徴収となり、
財産を差し押さえられます。

取り返しのつかない”だらしなさ”の量が、
金銭の負担となって現れます。

  

   

単なる”だらしなさ”というのは、悪気がありません。

でもそれが積もると、麻痺してしまう。

税金なら国や地方自治体、
借金なら銀行などの金融機関。

顔のみえない相手だから
気が緩んでしまうのでしょうか?

そうして
「払わないこと」に慣れてしまうのは怖いですね。

人生を棒に振ってしまうことがあるので。

   

    

悪気がないからといって、
知らなかったからといって、

払うべきお金は無くなりません。

事業を始めたならば、
お金の”だらしなさ”を産まないようにしましょう。

それにはやはり、
「理解しようとする」ことが第一歩だと思います。

   

***
≪あとがき≫

源泉所得税の徴収・納付は、
給与を払っている個人事業主にも義務がありますので
法人に限ったことではありません。ご注意を。

独学でやっている人は、特に源泉所得税の間違いが多いです。

麻痺する前に、
できるだけ早い段階で
気づいてもらわなければ。

そう思い、余計なお世話をやくときもあります。

徴収・納付する側の仕組みも、もっとどうにかならんものかなあ、、、

≪あたらしいこと≫
ぷっちょ

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