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2020/10/9

昨日に引き続き仮想空間の話になります。

尾原和啓・山口周 著の
『仮想空間シフト』
を読みました。


この本の発刊は今年8月。

「アフターコロナ」の世界について
尾原和啓さんと山口周さんの二人の対話形式で話が進みます。

(読みやすいです)

   

  

コロナのせいで、
コロナのおかげで、
オンライン化が一気に進みました。

会議も飲み会も
オンラインという仮想空間で行うことが
選択肢として入るようになりました。

   

個人的にはもう、「それが普通」のように感じています。

   

が、それがさらに進むと。

   

本書では、
リモートワーカーではなく、
リゾートで働く「リゾートワーカー」が増えるのでは?

”頭脳労働やクリエイティブな仕事をしている人にとって、
リゾートに住むのは刺激になる”

という話も出てきます。

  

わたしはリゾートにほとんど行ったこともないですし、
ましてやリゾートで仕事なんてしたことないです。
本当に良い刺激になるのかしら?
と少し疑問に思いました。

自分の頭脳は、リゾートで過ごしたときに
怠けるのか?冴えるのか?

これは実際にやってみないとね・・・。

どうなるか気になります。

  

   

第五章に
『これからの世界を生き抜く10のアクション』があります。

「へええ」と感心することがいくつかありました。

   

たとえば、
リモートで家で仕事できるようになると、
家族の役割をこなす自分と、
仕事をする自分との
アイデンティティの切り替えがうまくいかず、それに疲れてしまう。

  

そういったときに、

・家の中の空間を変える(リビング⇒書斎)

といった物理空間で切り替えるのはもちろんのこと

   

・コーヒーのマグカップを変える(プライベート用⇒仕事用)

といった身近なアイテムで切り替えることもできると。

   

これはいいなあと思いました。
(あたらしいマグカップが欲しくなりましたね)

  

   

また、仮想空間では、
”偶然”がほとんど起こりません。

たまたま同じ場所(会社、学校、友達の家などなど)にいて、
なんとなく話し始めて・・・
みたいなことは起こりません。

仮想空間では
意図的に”偶然”を作っていく必要があります。

本書では「ペイファースト」について書かれています。

自分から先に提供し、関係を構築していく。
なめすぎず、ビビりすぎずに、と。

(どちらかというとビビる方、、、)

  

   

ほかにも
”ライスワーク”と”ライフワーク”や、
”東京そのものが仮想空間だ”とか、
面白い考え方がたくさん。

今読んでよかったな、と思う1冊でした。

   

***

≪あとがき≫

Amazonからオススメされた本でした。
わたしがVRゴーグルを検索していたせいでしょうかね。

対話形式のものは普通に読んでも読みやすいのですが、
音声読上げするのにうってつけです。
なにしろ文章が話し言葉ですから。

今日、audibleを久しぶりに試したのですが、どうもいまいち
Siriさんの方がわたしは好きみたいです。

≪あたらしいこと≫
こどもに見られながらの歯医者(応援してもらいました)

***

   

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