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2020/7/13

法人の決算申告では、
・決算書
・法人税の申告書
・消費税の申告書
・勘定科目内訳明細書
・事業概況説明書
を作って税務署等へ提出します。

これらの書類を作るのは税理士の代表的な仕事のひとつです。

つまり、これらを完成させれば、
ひと仕事終わります。

わたしは、
会計ソフトにだいたいの数字が入ったところで、
上記の税務署等へ提出する書類をばーっと作ります。

仮作成するのです。

そうすることで、
全体が見えます。

どれを修正して、
どれを追加して、
どれを調べて、
どれをお客様に確認して、、、

と必要なことが見えてきます。

最近読んだ
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』では
”プロトタイプ(試作品)を作る”と表現されていました。

(こういうとカッコイイな・・・)

この本では、
仕事が来たらまず、
プロトタイプを2日間で作って時間を見積もることを提案しています。

応用問題の難しいところは、問題を解くのにどれくらい時間がかかるのか未知数であるという点にあります。

応用問題がどのくらいで終わるかは、取り掛かってみないと絶対にわかりません。

わたしも申告書のプロトタイプは作っていましたが、
他にもこの方法が使える、
というのは大きな発見でした。

独立したての頃、
新しいことを色々やって、
いつ終わるのかまったく見込みが立たず
心が折れかけたときのことを思い出しました。

見通しが立たないときついです。

   

実際に手をつけて、とりあえずの完成形まで短時間で持っていく、というのは

時間を見積もる最も有効な方法なのでは?

とりあえずの完成形まで持っていくのだから、もちろんハードですけれども。

   

ポモドーロテクニックでしっくりこなかった人は、本書の方法を試すと良いのではないでしょうか。  


***

   
≪あとがき≫
そういえば、
税理士試験の戦法も少し似ていました。

すぐに解けるところはサササッと回答していき、まずは最後まで問題に目を通す。
そして時間配分を考えながら
難しい問題に取り掛かる、、、というような。

  

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』にもドラゴンボールの話が出てきました。ビジネスマンにわかりやすく伝えようとするとき、ドラゴンボールとスラムダンクは欠かせませんね。

新しい世代には鬼滅の刃で例えるようになるのでしょうか。

  

≪あたらしいこと≫

フジパンのキーマカレーフランス

子どものとある練習帳

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