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2019/12/4

パトロンサービス、いろいろ増えてますが、
それぞれのプラットフォームで毛色が違いますね。

芸術家支援のパトロンサービスで
mecelo(メセロ)というサイトがあります。

   

●mecelo(メセロ)とは

   

mecelo(メセロ)は、
アートをもっと身近にするために、
そして芸術家が継続的な創作活動を続けていくための、
ファンと芸術家をつなぐ芸術家支援プラットフォームです。

公式ホームページより

  

対象となる芸術家は

  • 画家
  • フォトグラファー
  • イラストレーター
  • 造形作家
  • 陶芸家
  • 工芸家

に募集が限定されています。

さらに、芸術家の登録は運営側で審査して厳選しているようです。

mecelo(メセロ)の
パトロンサービス的な部分としては、
継続的支援のパートナープランと、
単発のスポットプランがあります。

そして芸術家の作品の購入(販売)もできます。

現在「準備中」となっていますが、
”芸術家とパートナー間だけのクローズドな交流”というサービスがあって
これは面白そうだなーと。
単純に、芸術家と話をするだけでも
いい刺激を受けそうですよね。
支援率も上がりそう。

  

●芸術家側の取り分が少ない?

  

作品販売手数料は、
mecelo側が36.4%、決済手数料3.6%なので、
芸術家の取り分は60%です。

パトロンサービスについてはパートナープラン、スポットプラン、
いずれも
mecelo側が12%、決済手数料3.6%なので、
芸術家の取り分は84.4%です。

やや高めかなーという印象。

芸術家に対するインタビューをして記事にしたりして
フォローをしているので、
運営側の手数料が高いんでしょうかね?

でも芸術家の方たちは、ファンとの交流とか、それにまつわる事務的なこととか苦手そうなので、ぜひ手伝ってあげてほしいと思います。

     

●最後にいちおう税金の話を

  

まずはパトロンサービス部分について。
パートナーになると、
各プランに応じてポストカードや壁紙画像などの特典がもらえるようになっています。

料金に応じたサービスや物品を提供しているので
芸術家側では事業所得ですね。
所得税がかかります。

  

作品販売については
言わずもがな事業所得です。

(とってつけたような感じになりました)

    

***

  

今回のmeceloについては
高いクオリティと芸術家へのフォロー体制を整えるために
運営側の手数料が高くなってるのかなーと。

「プラットフォームは用意したんで
あとは好きにやってくれい」という感じではなく、

芸術家側も運営側も本気度が感じられて
個人的には好印象です。

   

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