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2019/11/27

最近、
noteが気になっています。
わたしも書いてみようかな・・・とか。

そういうときに、
まず税金がどうなるのかを最初にチェックするのが
税理士の性(さが)。たぶん。おそらく。

note(ノート)について

noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、
クリエイターとユーザをつなぐことができる、
まったく新しいタイプのウェブサービスです。

noteホームページより https://note.com/info/n/nea1b96233fbf

noteでは他人が作ったコンテンツを見る・買うことができるし、
自分でコンテンツを作って無料公開や有料で販売することができます。

そのほかに、クリエイターサポート機能というのもあります。

この機能がムムムとなりました。

   

●そもそもクリエイターサポート機能とは

読み手側として、noteの記事を読んでいくと、
下の方に

「この記事が気に入ったら、サポートしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。」

という表示が出てきて、ボタンをクリックすると
任意の金額を指定して、
クリエイターへ支援金を送ることができるようになっているのです。

これがクリエイターサポート機能です。

「つまりこれって、流行り(?)の投げ銭なのかしら?」
というのが第一印象でした。

●クリエイターサポート機能で受取った金額は贈与税か所得税か

   

法人なら収益に計上すればいいんですけど、
個人事業主だと、これは個人間の贈与になるのか?
はたまた、所得税の対象(事業所得or雑所得)になるのか?

微妙ですね。悩ましいです。

記事読んだあとにすぐサポート機能の表示が出てくるわけだから、
このコンテンツ代金みたいなもんなのかな?
でもコンテンツの代金は別に有料設定しておけるしなあ・・・
”支援金”ていうと寄附っぽい感じもあるし・・・
などと色々考えてました。

しかしながら、
noteヘルプセンター内の「サポートする」の説明によれば、

クリエイターの活動を金銭的に応援する「クリエイターサポート機能」をご用意しています。
100円から1万円までの金額で、
クリエイターに記事の対価として金額を支払うことができます。
またクリエイター側は、
サポートしてくれたユーザーに対して
任意でお礼のメッセージを送ることもできます。

と記載がありました。
重要なのは『記事の対価として』という部分。
『記事の対価として』ならば、事業所得(or雑所得)となります。


ただ、税金のことを考えたうえで、note側が上記のような記載をしているのかどうかよくわかりません。

うーん、やっぱり微妙ですね。
支援側もクリエイター側も、”記事の対価”の認識でいるでしょうか。。。

事業との関連性は高いし、事業付随収入ではあるだろうなあ。

クリエイターも営利目的でコンテンツあげてるんだろうし、
事業所得(or雑所得)として計上するのが妥当な線かなあ?

じゃあ所得税がかかるんだろうなあ。

という感じです。

  

***

  

そうなってくると
消費税はどうなるのかも気になりますね。

『記事の対価として』と言われると、
消費税の課税売上になってしまいます。が。

ただ、やはりこれも微妙な線です。
”クリエイターの活動を金銭的に応援する”のが
「クリエイターサポート機能」だとも言っていますから、
応援してくれる人からの金銭の受取、というと対価性もないし
消費税は不課税なのかなあ・・・?と。

消費税免税事業者の人なら気にしなくていいんですが。

はっきりしなくてすみません。

はっきりしたら有料noteに書きます。

(なんか言われそう)

  

≪2020年1月8日追記≫

noteのカスタマーサポートに消費税の件を問い合わせしてみたところ、

 「クリエイターサポート機能のサポート代金については、内税(消費税が含まれている)となっております。」

とのご回答をいただきました。

うーん、そうですか、、、

自分としては消費税の対価性は薄いと考えていたので微妙です。。。 

(なのでまだ有料noteには書けないな)

カスタマーからの回答には少し時間がかかったものの、丁寧な対応には好感を持ちました^^

   

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