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2019/11/26
Amazonギフト券のeメールタイプ、とても便利ですよね。
- 振込手数料やカード決済手数料もなし。
- 15円-500,000円の間で1円単位で金額指定できる。
- 送信日指定ができる。
- Amazonが送り先にメールしてくれるし、受領確認もしてくれる。
本当に便利。
純粋にギフト券として利用するのではなく、
送金手段として利用している方も多いのではないでしょうか。
個人事業主や、副業などで、売上代金を Amazonギフト券のeメールタイプ で受取る場合もありますよね(私も使ってますが)。
しかし、ちょっと注意も必要なので、今回はそのあたりのお話です。
●ギフト券でもらった分も、売上に計上
あなたがサービスや商品を販売し、
その売上代金として現金をもらったなら当然売上に計上しますよね?
現金の代わりにギフト券をもらっても同じことなのです。
これがポイントでも大根でも、売上代金としてもらったら同じです。
Amazonギフト券を売上代金として受け取った場合は
次のように仕訳します。
≪仕訳:借方/貸方≫
貯蔵品(ギフト券)1,000/売上高 1,000
この仕訳はクラウド会計を使っていても自動で作成してくれることはないので、
基本的には手動で入れます。
●freeeユーザーは注意!
会計freeeのソフトでAmazonの明細を取り込みしている方はご注意ください。
ギフト券適用後の金額のみが取込されます。
たとえば、次のような取引があったとします。
・Amazonアカウントにギフト券1,000円を登録した
・3000円の備品を購入し、支払にギフト券1,000円が充当された
この場合、
⇒アカウント登録したギフト券1,000円については自動明細なし(上記のように手動で仕訳をいれるしかない)
⇒freeeのAmazon口座では2,000円の備品購入の明細が取込される
となるのです。
(おそろしい!)
freeeヘルプセンターによれば、
自動取込した明細をいったん無視して、
手動で明細を入れなおすよう案内されています。
これはずっと気づかないままでいる人もいるかもしれません。
本当は3,000円の経費なのに2,000円しか経費計上できてないなんて、、、
(おそろしすぎる!)
手動で入れる明細は、以下のようになります。
≪仕訳:借方/貸方≫
消耗品費 3,000/Amazon口座 2,000
/貯蔵品(ギフト券)1,000
※マネーフォワードの場合、
アカウントにギフト券を登録した時点で明細が無いのは一緒ですが、
ギフト券が購入支払代金に充当された場合は、
もともとの商品の代金と、充当されたギフト券の金額との2本の明細が
取込されるので、問題ないと思います。
●送る側が気を付けること
今度はAmazonギフト券を送る側の立場の注意点です。
(1)Amazonでの購入が少ない人には向いてない
ネットで買い物をしない人などには、送られても価値がありません。
そこは先方の指定する支払方法でお支払いしましょう。
楽天派の人には楽天ギフト券ならいいかもしれませんが。
(2)クラウド会計の勘定科目は購入内容に合わせる
クラウド会計で明細を取り込みした場合、
ギフト券なので「交際費」と推測される可能性もあります。
そこはかならず、
実際に受けた物品やサービス内容に合わせた勘定科目で登録しましょう。
***
Amazonギフト券に限らず、いろんなギフト券がメールやSNSで送れるようですね。
職場のバレンタインのお返しとして、
ホワイトデーにスタバのeGiftをLINEでもらった、
という話を聞いたことがあります。
でもその受け取った人はそれがギフトカードだとしばらく気づかなかったとか・・・
それとお返しが500円じゃ足らなかったとか・・・
スマートな返し方だとは思うのですけども。ねえ。
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