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2019/11/7
万が一のために、余裕資金として
日本政策金融公庫から創業融資を受けようと決めたらなら
そのお金をどの口座に入れましょうかね~
というお話。
●借りたお金は、次に借りそうな金融機関の口座に入れる
日本政策金融公庫で融資を受けるときには
その融資で借りるお金をどの金融機関の口座へ入金するか聞かれます。
(公庫の融資はネットからも申し込みでき、
その申込フォームでも、口座を聞かれます)
スモールビジネスを営むのであれば
地方銀行・信用金庫・信用組合などの
中小企業向け、かつ地域密着型の金融機関の口座を選びましょう。
ここで繋がりを作っておくと、
次に融資を受けようという場合に
「はじめまして」ではなくなるので。
ここでも信用を作っておく、というわけです。
間違っても
メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友)の口座を選択しないように。
これらの銀行は、中~大企業を相手としています。
スモールビジネスは基本相手にしません。
それと、ゆうちょ銀行は事業資金の融資は行っていませんので
選択肢から外してください。
(ネット銀行はもともと選択できなかったかと思います)
●ちなみに、仙台では・・・
仙台では七十七銀行が圧倒的な力をほこっております。
愛知や埼玉に住んでた時には聞いたこともありませんでしたが(←失礼か)、
仙台に住み始めてからというもの、
「多すぎじゃないの?」というほど支店を見かけますし、
ATMの設置も七十七銀行のだけあったり。
広告には乃木坂46を起用していたりと、
なにかと羽振りがよさそうです。
帝国データバンクの調査によれば、
宮城県内の企業の半数以上が七十七銀行をメインバンクとしているそうであります。
第9回 宮城県内企業のメインバンク実態調査/帝国データバンク
これに、仙台銀行と杜の都信用金庫が続くわけですが、
七十七銀行がダントツでトップを走っている状況です。
あなたがお住まいの都道府県でも
「○○県内企業のメインバンク」と検索すると
候補となる地銀・信金・信組の金融機関の名前があがってくることでしょう。
メインバンクのランキングが高いからと言って
必ずしも融資条件が良いとは限らないので
選択肢を絞る、という観点でランキングは見てください。
●無駄遣いしそうなら、定期に
お金があると、新しい設備を入れたくてウズウズしてしまうタイプの経営者さんもいます。
万が一の余裕資金として借りたのですから、
ここで設備投資をしてしまっては本末転倒です。
無駄遣いしそうなら、
定期にしてしまう、という手があります。
定期預金にしてしまえば、
解約手続きをとらないと使えないので
思い付きで使ってしまう、というのを防げます。
また、定期預金にすることで、
その金融機関との関係も少し濃くなるというものです。
***
というわけで、
またまた融資の話でした。
仙台では驚くほどメガバンクの影が薄いです。
関東から地方に引越すと
「あるある」な話ではありますが。
アイキャッチ画像はサクランボです。
そういえば山形銀行はサクランボがマークになっててかわいいんですよね(近所に支店がある)。
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