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2019/9/30
今回のタイトルは
『クレジットカードはWeb用と店頭用で使い分け』です。
スモールビジネスをしている、かつ、
うっかりさんに捧ぐ記事です。
●ビジネス用とプライベート用で分けたほうが良いと言われますが
事業を始めると
ビジネス用の銀行口座やクレジットカードは分けたほうが良いと言われます。
(法人なら銀行口座分けるのは当然ですが)
そこからさらに一歩踏み込んで、
ビジネス用のクレジットカードは、
Web用と店頭用で分けるのがおすすめです。
●Web用のクレジットカードでは
Web用のクレジットカードでは、
Web上で決済されるもののみに使います。
たとえば、
amazonや楽天など通販サイトの支払、
ソフトウェアの使用料、通信料の支払いなど。
そしてクラウド会計ソフトを使っているなら
必ず連携させます。
カードそのものは、外で使わないよう
オフィスまたは自宅で保管しておきましょう。
●店頭用のクレジットカードでは
店頭用のクレジットカードでは、
リアル店舗でお店の人に直接料金を支払うときのみに使います。
たとえば、
レストランでの取引先との食事代の支払い、
雑貨屋(実店舗)での備品代の支払いなど。
そしてクラウド会計ソフトを使っているなら
連携させません。
カードそのものは、
法人なら社長、個人なら事業主の財布の中に入れておいてください。
決してネットショッピングで使ってはいけません。
●理由は、現金支払の領収書と混ざってしまうのを防ぐため
店頭で料金を支払う場合、
現金で払ってもクレジットカードで払っても、
レシートや領収書をもらいますよね?
で、それを財布に入れると当然ながら混ざるわけです。
あとから財布の中に入っていた領収書の内容を見て、
「これはビジネス経費」「これはプライベート」という分別はできると思います。
ただ、ここからさらに
「これはビジネス用のクレジットカードで払ったな」とまで、できますか?
うっかりもののあなたは、
うっかりして、
カードで払った接待費も現金払いとして経費に計上してしまったとします。
ここでWeb用と店頭用でカードを分けずに
クラウド会計ソフトでデータ連携をしていたらどうなるでしょう?
当然ながらすべての明細が会計ソフトに入るので、
さきほどのカードで払った接待費も連携され、
うっかりもののあなたが、うっかり経費として登録してしまう。
すると、ひとつの接待費が
カード払いと
現金払いとで、二重になってしまいますよね。
●うっかり二重計上はもちろんNG
経費の二重計上?
だめに決まってるでしょー。
レシートの中には、カード決済であることが明記されているものもありますが、
そうでないものもありますよね。
支払った本人がすぐ記帳するならそんなに間違えないかもしれませんが、
1か月とか、ましてや1年まとめて記帳する場合は
二重計上に気づくことが難しいです。
(会計ソフトでエラーが出るものもありますが、完全ではないです)
さらに、支払った人と、会計ソフトへ入力する人(経理の人とか奥さんとか)が違う場合は
さらに難しく。
本当に厄介な問題なのです。
こういったうっかりミスは根源から断ち切るにかぎります。
なので、クレジットカードはWeb用と店頭用で分ける。
店頭用クレジットカードは現金みたいなものだと思って、
クラウド会計にも連携しない。
(なので店頭用のクレジットカードはプライベートと兼用でも構いません)
お試しあれ。
(逆に、ビジネスでは現金を一切使わない!というのも手です)
***
明日から消費税増税ですね。
せっかくだからお昼はパン屋さんでイートインして、
テイクアウトもしていこうかな。
(嫌がられるかしら)
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