事業主貸、事業主借に慣れると世界が広がる≪個人事業主向け≫

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2019/9/26

個人事業主が自分で経理していれば必ず出てくる
『事業主貸』『事業主借』の事業主勘定。
これに慣れると経理がやりやすくなります。
前回のブログで、少し触れましたが今回は深くいってみます。

●事業主貸とは

そもそも、”事業主”というのは、
ビジネスをしているあなた個人を指します。

『事業主貸』というのは
ビジネスをしているあなたから、プライベートのあなたへ貸したお金を意味する勘定科目です。

具体例としては、
・ビジネス用の銀行口座から生活費を引き出した
・ビジネス用の銀行口座から国民年金などの社会保険料を支払った
・ビジネス用のクレジットカードで家族との食事代を払った
など。

つまり、ビジネス用の預金やクレジットカードをプライベートで使ったとき
と考えても良いですね。

    

●事業主借とは

”事業主”というのは、
ビジネスをしているあなた個人のことでした。

なので、『事業主借』というのは
ビジネスをしているあなたが、プライベートのあなたから借りたお金。

具体例としては、
・プライベート用の銀行口座からビジネス用の口座へ資金を振り替えた
・プライベート用の銀行口座から仕入代金の振込をした
・プライベート用のクレジットカードで事業に使う消耗品を購入した
・プライベート用の財布(現金)で、取引先との接待飲食代を支払った
など。

こちらは、プライベート用の預金・クレジットカードやポケットマネーを
ビジネスで使ったとき
と考えても良いでしょう。

    

●『事業主貸』『事業主借』どちらが多い?

まず最初に、
どちらが多くても税金には関係ないです。
税務署に突っ込まれることもないのでご安心ください。

しかしながら、
『事業主借』が多いということは、
ビジネスをしているあなたが、プライベートのあなたから借りたお金が多いということ。
売上が少なく、費用をプライベートのあなたが負担している割合が高いと
考えられます。

しっかり稼いだお金から、きちんと生活費を支払えるようになれば
自然と『事業主貸』が多くなるはずです。

   

●『事業主貸』一本勝負!

『事業主貸』と『事業主借』のそれぞれの意味などを解説してきましたが、
必ずしも2つの勘定科目を使い分ける必要はありません。

これら2つは”事業主勘定”と呼ばれることがありまして、
いずれの勘定科目もあなたとの貸し借り。
最終的にプラスマイナスでいくらになってるかを見るので、
はじめから1本で充分です。

さきほど、
しっかり稼げるようになれば
『事業主貸』が多くなる、と申しました。

なのでおススメは『事業主貸』一本で勝負!(勝負?)

ビジネスをしているあなたとプライベートのあなたとの貸し借りは
すべて『事業主貸』勘定を使って記帳(会計ソフトに入力)していきましょう、
ということです。

    

●事業主勘定に慣れていきましょう

個人事業主とは切っても切れない勘定科目です。

会計ソフトでなんとなく入力していると、
ソフト側の自動仕訳などで『事業主貸』『事業主借』が使われることがあります。
そんなとき「なにこれ!?」とあわてずびびらず。

むしろ使いこなせば、経理がもっと楽に感じられるのではないでしょうか。

***

次回は「元入金に慣れれば世界はさらに広がる」をお届けする予定です。

(シリーズ化してみましたがどうでしょう)

   

「あなた」「あなた」書いてたら
小坂明子さんの『あなた』が頭の中をぐるぐる・・・
もしも~わたしが~いえを~たてたなーら~♪
名曲ですなあ。

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