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2019/9/25
今回は会計ソフトfreeeを利用している個人事業主・フリーランス向けのお話です。
●プライベートな取引ってなんだろう
freeeを使っている人は「無視する」と「プライベートな取引として登録する」の選択肢を目にしたことがあると思います。
「プライベートな取引として登録する」とは、事業に関係ない出費として帳簿に記録するという意味です。
プライベートな取引とは、
・家事費
・個人的支出
・私的費用
など表現の違いは様々あれど、
家族との食事代や
こどもの教育費、
趣味のおもちゃの購入費なんかが該当します。
そして生活費として銀行口座から引出したお金もこれに当たりますね。
イメージがわきましたか?
●会計上では『事業主貸』という勘定科目で表します
freeeで「プライベートな取引」として登録したものが、取引一覧を見ると
『事業主貸』となっている。
これは会計上の用語(勘定科目)で、
ビジネスをしているあなたから→プライベートのあなたへ
お金を貸したことを意味しています。
また、似た科目に『事業主借』という科目がありますが、
こちらはビジネスをしているあなたがプライベートのあなたより
お金を借りたことを意味しています。
ポケットマネーから事業経費を払ったときなんかが該当します。
●freeeに連携しているものは基本的に登録したほうがよい。
freeeに連携している銀行口座から、生活費を引き出した。
そんな時は「プライベートな取引」として登録してくださいね。
freeeには「無視する」という選択肢もありますが、
無視しないでください!
なぜなら、残高が合わなくなるから!!
「無視する」と会計帳簿上から取引が消えてしまうのです。
(freeeは消したものを復帰することもできますけども)
特に、連携している銀行口座の取引を「無視する」と、
その取引分の金額も消えるため、
実際の通帳残高と、会計上の通帳残高が違うことになってしまいます。
というわけで、連携しているビジネス用の口座に生じた取引はすべて記録しましょう。
(そもそも、ビジネス取引が少ししか発生しない口座については
連携の必要はありません)
●では、「無視する」はいつ使うのか
たとえば、こんな場合には「無視する」を使っても残高がずれる心配はありません。
■freeeに連携しているクレジットカードで、引落をビジネス用口座以外にしている
■Amazon等の通販で、支払をビジネス用クレジットカード以外にしている
●一括操作で簡単に
連携された未登録明細は、
左横のチェックボックスにチェックを入れて
複数の取引をまとめて「プライベートな取引」or「無視する」を選択できます。
手間は変わりません。
ビジネスに関係のない入金・出金も、
ときには帳簿に記録する必要がある、ということを覚えておきましょう。
***
少し前に、息子と保育園のお友達と水族館へ行ってきました。
これは紛れもないプライベート出金です。
エイかわいかったなあ。
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