スポンサーリンク

2020/2/5

『税理士の”先生”呼び』問題というのがある。

世の中に「○○先生」と呼ばれる職業はいくつかあるが、
税理士もそのひとつ。

しかしながら、
「お客様と対等な関係なのに
”先生”と呼ばれるのは気が引ける」
という税理士もいる。

・もっと気軽に話してほしい。
・恥ずかしい。こそばゆい。
・”先生”というと威圧感があって偉そうな(良くない)イメージがある。

などの理由があるようだ。

   

●最初に”先生”と呼ばれたときはビビった

   

勤務時代からお付き合いのあるお客様に、
独立後から「先生」と呼ばれたときはビビりました。

ご高齢の方なので、
税理士には”先生”付けるのが
当然のことだと思われているのかもしれません。

気が引けるというよりは、
身が引き締まりました。

(営業の電話では常に「先生」と呼ばれますが、
それは全くビビりもしなかったですけどね。。。)

   

●同業者間では「○○先生」がふつう

   

税理士同士の集まりでは、
お互いに「○○先生」と呼びあいます。

これは慣例みたいなものですよね。

学校の職員室の中とかもそうだと思うのですが。

    

なので、
わたしから他の税理士の方の名前をお呼びするときも
「○○先生」と呼んでいます。

「あの先生(税理士)は以前、先生って呼ばれるのが苦手っておっしゃってたな・・・」
と頭によぎっても
つい口からは「○○先生」と出てしまいます。
(ごめんなさい)

   

●身近な先生たち

   

子どもを産んでから、
”先生”と呼ばれる職業の方と接する機会が増えました。

小児科の医師、保育士、幼児教室の講師など。

一番接する機会が多いのは保育士。
つまり保育園の先生ですね。

保育園の先生は、基本下の名前で ”○○先生” と呼びます。
こども達からも父母達からも同じように
「○○せんせー」と。

保育園の先生方は、
とても気さくで
「今日こんなことがあったんですよー」と色々おしゃべりしてくれます。

そこに威圧感や偉そうな印象は全くないです。

しかも、息子がお世話になっている保育園の先生は
とても勉強熱心(?)で

保育士:「今日○○くんがサメの話をしてくれて」
わたし:「ああ、シノノメサカタザメが最近好きで・・・」
保育士:「え?シノノメ・・・???・・・調べておきます!」

という感じの会話をしております。
(そして本当に調べてくれる)

シノノメサカタザメ
※シノノメサカタザメはエイの仲間です

      

たまたま良い保育園の先生にあたったのかもしれませんけれど、
この関り方や謙虚な姿勢は見習いたい。

   

●いろいろな呼び方

   

独身時代は旧姓の「白井さん」が9割でしたが、
結婚して「鈴木さん」になり、
こどもが生まれ「○○くんママ」とも呼ばれ、
独立して「鈴木先生」「やすこせんせー」とも呼ばれるようになりました。

いやー、名前が増えましたわ。

「こう呼ばれるのはいや」とか
「こう呼ばれるとグッとくる」とかもありません。

どれで呼ばれても
ある程度は振り向くことができます。
(ワンテンポ遅れて)

というわけで、
好きなように呼んでください。

   

***

   

去年、人からオススメしてもらい、『好きなようにしてください』をkindleで読みました。



この本では、一橋大学教授の楠木建氏が
若者からのキャリア相談をバッサバサ切り捨てていきます。

これをiPhoneでSiriに音読してもらっていたのですが、
Siriさんが坦々と
「好きなようにしてください」と
読み上げるのが面白かったです。

お試しを。

     

スポンサーリンク


★お読みいただきありがとうございました! ご依頼・ご相談はこちらから↓↓↓お願いいたします。 ※鈴木靖子税理士事務所のHPへとびます。 ------------------