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2014年8月22日
企業の広告看板っていろいろあります。
気になるコピーが書かれているものや、
ここにコレか・・・と思うもの。
こんなところじゃ見えないでしょ、と突っ込みたくなるものなど。
このまえ広告看板の減価償却について悩んだのでまとめます。
税務上、減価償却は、
耐用年数省令に定められている耐用年数を償却期間として償却します。
それには、耐用年数省令の別表のどの区分に対象の資産が当てはまるか
判定が必要です。
広告看板については下記のように区分を判定することになります。
(1)建物に固定されているビルの袖看板など
【建物付属設備 前景のもの以外のもの】
・主として金属製のもの:18年
・その他のもの:10年
(2)土地の上に設置した野立看板、ビルの屋上に設置した広告塔など
【構築物 広告用のもの】
・金属製のもの:20年
・その他のもの:10年
(3)上記以外の簡易的な立て看板など
【器具及び備品 看板及び広告器具】
・看板、ネオンサイン及び気球:3年
このように、素材や設置場所など色々考慮することがありますね。
蛇足ながら、
洋服の青山がビルに設置した広告看板について、
税務署側がビルと一体になっているから建物の耐用年数で償却すべきだと主張したことがあったようです。
洋服の青山は税務署の指導に従ったようですが。。。
うーん、自社ビルだったんでしょうかね。
よっぽど頑丈に固定されていたのでしょうか。
あまりないことだと思いますが、
取り外しができるかどうか、ということもポイントかもしれません。
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