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2013年8月10日
資本金が大きい会社は、資本金が小さい会社より税金を多く納めなくてはなりません。
資本金の大きさの基準の一つが1億円のライン。
資本金の額が1億円超の会社は、外形標準課税の適用対象となるのです。
外形標準課税とは、会社の規模に応じて課される法人事業税の一種。
外形標準課税は、付加価値割と資本割の2つから成ります。
付加価値割は赤字がものすごく大きければ払わなくて済みますが、
資本割は絶対払うことになります。
資本割の税率は、だいたいの都道府県で0.21%です。
これを資本金等の額(資本準備金などを含んだ金額)に乗じて計算します。
資本金等の額が2億円の会社だったら、
2億円×0.21%=420,000円
赤字だろうがなんだろうが基本的には必ず毎年納める必要があります。
(徴収猶予の制度はありますが)
さらに必ず納める税金として、資本金等の額が1億円超の会社の場合、
法人住民税の均等割額が最低29万はかかります(都道府県・市区町村によって多少違う場合もあります)。
大きい会社って大変。
ただし、解散した場合、清算中の事業年度は資本割を納める必要はありません。
清算中は、資本金等の額は無いとみなされるからです。
最近知ったので、忘れないように書いときました。
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