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2013年8月5日
車体課税に関しては色々改正があります。
車を持っていないので多少興味が遠のいていたのですが。。。
エコカー補助金は昨年終了してしまいましたが、
現在は重量税等の免税だの減税だのの措置がありますね。
エコカーならば。
自動車取得税についても見直しが検討されています。
てっきり廃止で決定したかと思ったら、「平成26年度改正で具体的な結論を得る。」ということで、先送りされてました。
見直しの考え方は以下のようになっています。
—————————————–
① 自動車取得税は、二段階で引き下げ、消費税10%の時点で廃止する。消費税8%の段階では、
エコカー減税の拡充などグリーン化を強化する。必要な財源は別途措置する。
② 消費税10%段階で、自動車税において、自動車取得税のグリーン化機能を踏まえつつ、一層の
グリーン化の維持・強化及び安定的な財源確保の観点から、地域の自主性、自立性を高めつつ、
環境性能等に応じた課税を実施することとし、他に確保した安定的な財源と合わせて、地方財政
へは影響を及ぼさない。
—————————————–
地方財政への影響が大きいので決め切れなかったようです。
しかしながら自動車業界のパワーを感じます。
日本は自動車会社で生きている。。。
平成25年8月現在、自動車取得税は
・自家用自動車:取得価額の5%
・営業用自動車:取得価額の3%
・軽自動車:取得価額の3%
つまり見直し案では、消費税が10%になった時に消費者の購買意欲を下げないよう
自動車税のほうで5%下げて従来とトントンにしましょうということかな。
しかし本当にトントンになるのかな?
自動車取得税の計算の元になる「取得価額」とは、実際の購入価額ではありません。
あらかじめ車種やグレードによって決められており、新車価格の90%程度とのこと。
消費税抜200万円の新車を購入した場合で比較してみましょう。
1)現在
2,000,000円+100,000円(消費税5%)+2,000,000円×90%×5%(自動車取得税5%)=2,190,000円
2)消費税が10%になってから
2,000,000円+200,000円(消費税10%)+2,000,000円×90%×0%(自動車取得税廃止)=2,200,000円
消費税10%になってからのほうがちょっと多い。
そもそも軽自動車なんかは3%が0になっても、消費税の負担は明らかに消せないです。
じゃあ今買ったほうがいいのかなあ。。。
でもエコカーだったらまだまだ減税の拡充も見込めますしねえ。。。
というわけで今回の話はあくまで消費税と自動車取得税だけで考えたら、ということですのであしからず。
車はほら、保険とか駐車場代とかも絡んできますし。ね。
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