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2013年3月6日
最近気になっているものがあります。
それは、ふるさと納税。
ふるさと納税は、別に出身地だとかは関係なく
自分の好きな都道府県・市区町村の自治体を選べるのですが、
選んだ自治体によってはその土地の特産品をもらえる特典が付いていたりします。
この特産品が肉やら魚やら結構ゴージャスなので、うまくやればリターンが大きくお得だというのです。
たしかに霜降り肉とか、カニとか、ロールケーキとかあるし。。。
ふるさと納税とは、言ってみれば都道府県や市区町村に対する寄付。
その寄付した分については、所得税&住民税から控除しますよ、という仕組みになっているため、
確定申告して寄付金控除を受けることで、ふるさと納税は完結します。
だまって控除してくれるわけではありません。
ところが確定申告書用紙にはどこにも「ふるさと」の文字はない。
まるであなたのふるさとなど何処にもないと言っているようである。
というのはさておき、、、
ふるさと納税をした場合は確定申告書に3か所書く必要があります。
○○市へ10,000円のふるさと納税をした場合を例にしてみます。、
≪所得税の分≫
1.申告書の第二表、右側中央(申告書Aの場合は右下)にある【⑯寄付金控除】に記載します。
[寄付先の所在地・名称]欄:○○市ふるさと納税
[上以外の寄付金]欄:10,000円
2.申告書の第一表、左側にある【⑯寄付金控除】に控除額を記載します。
今回の例では、控除額は 10,000円-2,000円=8,000円
※控除額の計算方法
次のいずれか低い金額 – 2千円= 寄附金控除額
イ その年に支出した特定寄附金の額の合計額
ロ その年の総所得金額等の40%相当額
≪住民税の分≫
申告書の第二表、下のほうの「住民税・事業税に関する事項」の【寄付金税額控除】に記載します。
[都道府県、市区町村分]欄:10,000円
申告書の第一表、第二表というのは、確定申告書用紙の右上の端に印字してあります。
確定申告書を提出する際には、ふるさと納税の領収証を添付するのをお忘れなく。
電子申告の方は添付省略できますが、保管はしておいてください。
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