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2025/10/28
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
『月収』は、さまざまな年代・さまざまな収入の女性たちのお金にまつわる短編集です。
著者のかたは、ファイナンシャルプランナーか税理士なのだろうか?
と思うほどお金のことがリアル。
NISAやインボイスなど最新のこともしっかり盛り込んでいるし。
特に最初のミントのおばあちゃんが心配だったけれども、大丈夫そうでよかったです。
不動産投資に目覚めた女性も、
「古い物件の修繕費が来たら資金がショートするのでは、、、」と勝手に心配したものの、
戸建て賃貸からアパート賃貸へと規模を大きくしてうまくやっているようである。
主人公のみなさん、変な方向に転がり落ちず、基本的に堅実で安心するわ。
私はとても面白かったです。
それにしてもタイトルがストレート過ぎる。
三度見くらいして「本当に小説のタイトルか??」と目を疑ったもの。
個人的には『三千円の使いかた』よりこちらのほうが好きです。(タイトルではなく中身が)
『年収』じゃなくて『月収』なんだなあ。
***
≪あとがき≫
お金にまつわる物語だと、転落していくストーリーが多い気がするのですが、この小説はそんなことなく(転落というほどではなく)、落ち着いて読めました。
エンターテインメントというよりはブログのような。
お金の自立をしてから人生は面白くなる、という点ではやはりエンターテインメントなのか。
≪さいきんのあたらしいこと≫
・読書ライト(首にかけるやつです)
・マクセルアクアパーク品川(ノコギリエイがたくさんサービスしてくれました)
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