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2019/12/23
私は税理士の資格試験に合格するのに
8年かかりました。
途中で一回挫折しましたが、
復活して
なんとか官報合格までたどり着きました。
12月は税理士試験の結果が出る月なので、
Twitter上でも
その結果報告をいろいろ拝見しました。
なのでちょっと自分の税理士試験について振り返ってみようと思います。
●自信になった
官報に名前が載ったのを見たときは
「成功するまでやる、ということはこういうことか・・・」
と思いました。
ひとつの高い山の頂上に辿り着き、
周りの世界がようやく俯瞰して見えた、そんな心境でした。
税理士試験に合格した、というのは
本当に
いまの自分の自信を形成する大きな柱となっています。
●仕組が理解できた
相続税法の勉強をされた方はご存知だと思いますが、
非上場株式の評価を試験勉強では手計算しますよね?
まー、細かいです。
試験勉強してたときは
それは当然だと思ってガシガシやってました。
しかし実務では、
その当然の部分は「難しい」と言われるものだったりします。
試験勉強で
この「難しい」仕組が理解できたのも、私にとって大きな財産となっています。
そして、難しいことに対する免疫力もついたように思います。
●何事も効率化するようになった
日中は会計事務所で働きながら、
夜に専門学校で勉強する、という日々。
とにかく残業するわけにはいきませんでした。
もともと残業の少ない事務所だったようですが、
効率化しすぎて勤務中ひまになったので、
自ら進んで「なんかないですか」と所長に仕事をもらっていました。
これは所長には衝撃的な出来事だったようで、
「あんなことを言われたのは初めてだった」と後に語られました。
(今思えばマジメ過ぎた)
こうしてわたしは20代の青春を潰しました。
(マネしないように)
●大学院を利用しても良かったのではないか、といまなら思う
当時はずるいような気がしていました。
よく知らなかったせいです。
資格を取った先にあるものを。
いまなら、大学院の免除制度を利用してもよかったかなあと。
たぶん同じくらいのお金をT〇Cにつぎ込んでいるだろうし。
免除制度を利用したほうが確実性が高いですしね。
そこは戦略として使っていいと思います。
●ちなみに、直前期の一日のスケジュール
朝、出勤前に計算問題を解く or Web講義の受講(1.5倍速)
↓
通勤中の電車で理論を見る
↓
仕事
↓
昼休憩、職場近くの公園でパンをかじりながら理論を見る
↓
仕事
↓
退勤後、帰りの電車で仮眠。
↓
夜、自宅近くのドトールやベローチェで夕飯を兼ねて理論を回す。
理論の柱を上げる練習をする。
↓
帰宅後、寝る直前に理論を見る
ということをやっていました。
理論の勉強はスペースとらないから
様々なチェーン系喫茶でやりましたね。
(長居客だったがうざがられないように注意を払っていた)
寝る直前は記憶が定着しやすい、というのを聞いて
布団に入りながら理論マスターながめてました。
今考えるとよくやってたなあと。
昼休憩に理論マスター見て気持ち悪くなったりしてましたもん。
(蚊に刺されないよう虫よけスプレーを撒きすぎたせいでは)
***
そういえば、昼休憩の終わりに
公園近くの神社でよく合格祈願してました。
官報で自分の名前さがすときも、
神社でお参りした後にスマホで見て、
自分の名前見つけて
もう一回お礼参りして、
というのをやりました。
神さまありがとう。
そんなわけで粘り勝ちした税理士試験でした。わたしにとってはこの形だったのでしょうね。
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