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2014年10月24日

半年くらい前に「マルサの女」をレンタルして観ました。
久しぶりに観たらやっぱり面白かったです。

映画では、
調査対象の納税者の自宅で、
マルサの女が金融機関のカレンダーかメモ帳などから
付き合いのある銀行を指摘してたシーンがあったように思います。
(ちょっと違ったかもしれませんが)

これ、実際の税務調査でもよくあることらしいです。
特に相続税の調査で。

相続税の申告の場合、
亡くなった人の財産を計算するので、
亡くなった人がこっそり色々資産運用とかしてると
それを全部把握するのは非常に手間がかかります。

なので相続税申告の依頼を受けた税理士は
申告漏れがないよう
税務署並みに、調査していかなくてはなりません。

今月号の『税理』で
そんなことが書かれていました。

仏間を見て、
寄付金の感謝状があれば
その資金の出所をチェック。

香典帳に金融機関や証券会社の名前があればチェック。

映画のように
自宅内のカレンダー、ティッシュなどに
把握していない金融機関のものがあればチェック。

などなど。

税務署並みの調査・・・ていうか警察並みの調査が必要なんじゃないか?
と、読んでいて思いました。

だから依頼主側も
それをされる覚悟で依頼しないといけないですよね。

亡くなった人の通帳はもちろんのこと
その家族の通帳も提示するのなんて
基本中の基本ですし。

どの税目の申告書でもそうですが、
納税者と税理士が協力し合ってこそ
正しい申告ができるというものです。

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