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2014年2月25日
あ、2月があともう3日しかない。
確定申告期限まであと3週間を切りました。
そこで個人の確定申告の余波とも言える社会保険料の話題を。
基本的に会社員の方は、会社の厚生年金・健康保険に加入していますね。
そして個人事業主の方は、国民年金・国民健康保険に加入しているはずですね。
会社員の方は半分会社負担だし、
給与から天引きされちゃうので
社会保険料が上がっても意外と痛みを感じにくいようです。
(実際には痛いはずなのだけれど)
ところが、個人事業主は自分の財布(あるいは銀行口座)から直接社会保険料を払うので
麻酔なしの手術のような痛みを伴うのです。
(そんな経験はしたことないんですけども)
とにかく。
国民健康保険が上がるらしいです。
国民健康保険というのは
医療分+後期高齢者支援分+介護分で成り立っています。
(介護分は40歳以上の人のみ)
前年の収入に応じて金額が決まりますが、上限がありまして、
現行では
・医療分:51万
・後期高齢者支援分:14万
・介護分:12万
合計77万円がMaxです。
どんなに所得がある人でも77万以上は健康保険料を支払わなくてよかったんです。
ところが、26年税制改正大綱によると、
・医療分:51万
・後期高齢者支援分:16万
・介護分:14万
合計81万円Maxに改正するというのです。
実はこれまでもちょこちょこ上限が引き上げられていたのですが、
平成24年、25年は77万で据え置かれていました。
大綱には81万Max開始の時期が記載されていませんが、
おそらく26年分からなのではないでしょうか。
それにしても
いわゆる3割負担の医療費って
所得の多い人でも少ない人でも
年間支払額はそんなに変わるものでもありませんよね。
それなのに所得の多い人から取るのもどうなんでしょうか。
というか、健康保険料として納めるものとしては何か違うような気がします。
そうして徴収額がどんどん上がっているせいか、
社会保険料の節税(料?)対策本も
ちょこちょこ見かけるようになりました。
税理士に対しても社会保険料を含めた
節税案が求められたりしますので
油断ならない改正であります。
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