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2013年9月20日

税金ではないですが、今回は年金について。

サラリーマンの皆さま、今年もそろそろ厚生年金がアップする時期がやってきました。

厚生年金保険料は、平成17年以降は毎年9月に引き上げられ、
平成29年9月からは固定されることとなっています。
今のところ。

というわけで、今年も0.354%(坑内員・船員は0.248%)引き上げられました。
厚生年金は、会社と折半しますので、個人負担の実質は0.177%(0.124%)アップとなりましょうか。

9月分の厚生年金保険料は、基本的に10月に支払われる給与から天引きされます。
なので来月の給与明細を見ると「あっ」となるかもしれませんね。

さらに定時決定による増減も同時なので手取り金額が思ったより変わっているかもしれません。

定時決定とは4月から6月の給与金額を基に行う、
厚生年金の等級(標準報酬月額)の改定です。

4月から6月の給与が、たまたま多かった場合は高い等級にランク付けされてしまい、
しばらくの間、高い保険料を払わなくてはなりません。
だから4月から6月は残業をすると損だと言われるのです(残業代がきちんと出る会社は…)。

ちなみにこの改定、給与計算をする側は結構大変なのです。
もともと給与計算はかなり神経を使いますが、さらにすり減らして等級をチェックしていくわけです。

というわけで、もし違っていても経理の方を責めてはいけません。
次の支払で調整してもらいましょう。
そうしましょうよ。
うんうん。

まあ、そんなわけで、厚生年金が上がりますが、
国民年金の方も平成29年度まで毎年280円ずつ引き上げられることになってますので。

どっちもどっちですよね。

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